八代スキークラブ
クラブのエンブレム

八代スキークラブ
会長 坂口洋一

歩  み

 平成6年7月17日「クラブは、プルークファーレンで滑り始めました」設立総会の席で慣れないご挨拶をしたのを覚えています。
 それから約7年を経過しようとする今、クラブの充実は目を見張るものがあります。これもひとえに仲間各位の努力の賜と敬意を表する次第です。
 八代を城南地区のスキーのメッカにしようとの思いでガムシャラに取り組んできました。

 南国に位置し、雪のない熊本県ではありますがこの八代でのスキークラブの設立は熊本県スキー連盟内で平成13年3月現在、2番目の若さです。しかしクラブ員数では2番目を誇っています。
 クラブ設立と同時に、熊本県スキー連盟並びに(財)全日本スキー連盟に加盟登録、翌年八代市体育協会への加盟をご承認頂きました。
 設立当時を振り返ってみますといろんな方々にお世話になっています。

 当時の八代市体育協会会長は、木村健一氏。以前、体協理事時代にご指導頂きました事もあり設立相談にのっていただきました。又、翌年の体協評議委員会におきましては先輩評議委員各位のご支持を頂き、加盟をご承認頂きましたこと、感謝致しております。
 なお、クラブ設立に当たっては、熊本県スキー連盟の坂本昭理事長、瀬上誠事務局長にもご指導いただきましたことを書き添えます。

 スキー技術のレベル評価の尺度として(財)全日本スキー連盟(SAJ)が行う基礎スキー検定が有りますが、その有資格者数は現在、設立当初を遥かにしのぎ、それに伴いクラブの技術レベルも格段にアップしております。

 この若いスキークラブにもかかわらず、冬季国体の第53回・第54回と続けてクロスカントリー部門の選手を県代表として送り出しています。また、各種大会においても入賞者数を数多く出しています。
 これからの競技部の目標として、県内の大会は勿論、全九州、冬季国体等競技会への参加の機会を増すと共にその上位進出を目指したいと考えています。

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スキー環境

 熊本県には、ご承知のとおり冬の間常時スキーが楽しめるスキー場がありません。したがってオン
シーズンの練習は全て県外になります。

 近くても宮崎県の五ヶ瀬スキー場、大分県の九重スキー場、佐賀県の天山スキー場とスキーの特性
、遠距離性を絵に描いたようなスキー環境ですが、めげずに遠く本州、北海道、外国まで練習に行っ
ています。

 さらにオフシーズンには、人工芝での練習を欠かしません。これも宮崎県まで往復6時間掛けて通
います。また、平成12年6月には関係各位のご協力により屋内トレーニング装置”ウェーデルンマ
スター”を八代市体育館に設置していただきました。オフシーズンの強力なトレーニング装置として
会員はもちろん数多くの方々にご活用いただいております。


 クラブ設立以来、毎月の理事会の開催及び会報の発行を通してクラブの目的であります以下の事項
の実現を図るべく、役員一同頑張っているところです。

 1 スキーの啓蒙

 2 指導者並びに競技スキー選手の育成

 3 スキーに関する各種の調査研究

 また、これらに加え、スノーボード部も新設し、雪上での遊びから競技まで全てに対応できるクラ
ブを目指しております。

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スキー界の現況

わが国のスキー界には、競技スキーと基礎スキーがあり、両方がSAJ(全日本スキー連盟)の管轄下にあります。

 最近のスキーマテリアルの進歩は著しく、たやすくスキー技術を習得できるようになりました。
 その筆頭にあげられるのがカービングスキーの登場です。昔は、カービングターン(ズレが限りなく少ないターン・彫る、削るの意)はごく限られた選手のものでしたが、この板の登場によって誰でも容易にスキーができるようになったため、前記の競技スキーと基礎スキーの滑りに大差がなくなりました。勿論、そのカービングターンの内容にはスキーヤーのレベルによって差があります。
 しかも長さが短く、軽くなり、取扱いは勿論、履いたときの取り回しも凄く簡単になったのです。
このマテリアルの進化は、スキーへの取り組みを容易にするものと考えられ、スキーファンの広がりに繋がるものと考えられます。


大山中の原スキー場山頂にて
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